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渡霧吐夢世界

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薄暗く不透明な世に一条の光を求める一こま

読書日記10月7日(日)

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「日米同盟の正体」孫崎享著2009年3月刊
同じく孫崎享シリーズの話題の著。今から3年前の時点での、日米の外交・軍事安全保障に関わる諸事象の解説と提言集。外務官僚経験者としての作者ならではの、具体的かつ真相に迫る解説は迫力があり、多くの合理性を感じさせる論理で構成されている。戦後から続く日米の同盟関係のなかで、アメリカがどのような姿勢で日本に接し、またそれに対し日本政府がどのような選択をしたかを知ることは、現代及びこれからの日本に生きる人間にとって、見逃すことのできない重要な...関心事であるはずだ。しかし、我々は知っているようで知らないことが意外と多い。例えば、北朝鮮をめぐる日米の対応の仕方には、意外ともいえるほどタイミングや考え方の違いがあった。端的に言えば、頻繁に変わるアメリカの方針に翻弄され、惨めにも独自の方針を貫徹できない日本政府の実態があった。現在の在日米軍の散在の意味にしても、日米では考え方がぜんぜんちがうのだ。
世界の客観的情勢を分析し、何でも米国追従ではなく、広く世界を見て日本の針路を選択すべきであると作者は主張している。
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by tomcorder | 2012-10-07 10:13 | 日記