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渡霧吐夢世界

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薄暗く不透明な世に一条の光を求める一こま

読書日記10月19日

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「原爆を投下するまで日本を降伏させるな」2011年6月
                       鳥居民著
非常にセンセーショナルなタイトルである。発言したと思われるのは時の最高権力者・アメリカ大統領ハリー・トルーマンと当時の国務長官ジェームズ・バーンズ。アメリカが原爆投下に踏み切った理由には、諸説あってよく言われるのは、なかなか降伏しない日本に決断を迫るため、とか本土決戦のためにアメリカ軍の兵士の犠牲を減らすためだったとか、一般的には解説されていたかもしれないが、現実はちょっと違っていたようだ。自国の犠牲を少なくしたいのはどこの国の立場も同じであろうが、巨大な兵器を手にしてしまった権力者には、どうしても人には言えない理由があったようだ。
ソ連との駆け引きや日本側の意向を吟味する中で、どう繕っても見え隠れする「本音」が「裏の意思」として貫かれているのだ。何事にも優先する意思、すなわち世界で始めての「原爆」の存在を人類に認識させるということだ。
広島の原爆が投下されたあとマッカーサーは言った。「あらゆる戦争は終わったのだ。・・・・・・これからは戦争は学者や科学者の手にゆだねられるということだ。もう戦争はおこらないだろう。」しかし、マッカーサーの発言は真実ではなかったことがすぐに確かめられた。それどころか、いまだに戦争は終わっていない。アメリカは今でも戦争を続けている。では、何故日本は世界でゆい一の被爆国にならなければいけなかったのか。我々は忘れるわけにはゆかない。
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by tomcorder | 2012-10-19 18:27 | 日記