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渡霧吐夢世界

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薄暗く不透明な世に一条の光を求める一こま

読書日記11月11日

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現代中国をしるための40章」高井潔司、藤野彰、曽根康雄編                  2012年3月刊
戦後生まれの日本人3人が編集した現代中国の入門解説書。作者は3人はジャーナリスト1名、大学籍の学者2人といううちわけである。日本人と言う立場から、現代中国の持つ諸断面を担当別に、いろいろな角度から多面的に解説している。客観的な立場から、現代中国の持つ圧倒的なパワーも、時代の中で残された問題点やアキレス腱も偏ることなく、解説し今後の問題提起をしている。
 つい最近5...年ぶりに18回党大会が開かれた中国であるが、今回は日程が1ヶ月も遅れたり、細かい人事が未定であったり、これまでの例と異なることが多かったようである。これは嘗てのような「圧倒的な権力者」が実験を握っている状態でなく、「集団指導体制」のもと複数の指導者や実力者が互いに権力闘争を行っているためだという説が一般的だ。胡錦濤政権に換わって今後舵取りをする立場に立つ習錦平を中心とする指導者層がどんな展開を見せるのかまだまだ未知数ということだろうか。しかし、いづれにしても、中国の進路が世界の色分けを左右すると言っても過言ではなく、中国の選択は世界に大きい影響を与えることは間違いない。
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by tomcorder | 2012-11-11 15:03 | 日記