ブログトップ

渡霧吐夢世界

tomcorder.exblog.jp

薄暗く不透明な世に一条の光を求める一こま

読書日記11月19日(月)

a0292328_212425.jpg

国家の恥」・1億総洗脳化の真実  /上杉 隆 著
                     2011年12月刊
今や広くその名を轟かせたフリージャーナリスト・上杉隆氏によるダイヤモンドオンライン連載「週刊上杉隆」より抜粋の評論集。題材は「原発報道諸情報」からメディア論、日本の報道陣の実態について、スポーツとジャーナリズム・・・・等々多岐に渡っている。一貫して貫かれているのは、規制メディアに対する鋭い批判精神である。特に既存の「記者クラブ」に対しては数々の例を示しそのあり方と...問題点を赤裸々に暴露し、「フリーランス」の存在にスポットライトをあて、旧来の報道体制の矛盾と「自由報道協会」に代表される新しい報道のスタイルの紹介をし、あるべき姿を問題提起している。たしかに、日本の規制の報道のスタイルや体制には重大な欠陥があったようである。原発報道のあり方を通しその実態をさらけ出してしまったのは、周知の通りであるが、昨今の政治報道や各種報道の流れをみていても、この悪しき因習はなかな古い体質から抜けられないでいるようだ。氏の持論は時として過激な論調にも受けとられる向きもあるかも知れないが、現実を厳しく突く姿勢はジャーナリストとしての「本流」といってもよいのではないだろうか。「敵」も多いかもしれないが、腐れきったメディアに「洗脳」慣れした読者、視聴者にとっては鋭い情報提供者としての存在を鮮明にアピールしていると言えよう。
[PR]
by tomcorder | 2012-11-19 21:24 | 日記