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渡霧吐夢世界

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薄暗く不透明な世に一条の光を求める一こま

読書日記1月17日(木)

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 「未来に続くいのちのために原発はいらない」  
                                         第1号  
          PKO法「雑則会   」を広める2012年10月刊
脱原発のため行動する市民有志によって発刊された、原発から生み出された放射能の被害や影響力を伝える情報誌。脱原発、反原発を呼びかける3人の声明文と資料編で構成されている。3人とは愛媛県伊方原発のある地域のプルサーマル計画に疑問を持ち立ち上がって行動をおこした当時小学生だった男子、と高知県東洋町で町長として玄海原発プルサーマル裁判に闘い続ける澤山氏の体験談、および北海道の泊原発による海水温度上昇を30年計り続けて、海を守ろうとしている斉藤氏の経験と決意の談話で構成されている。それぞれ自分の考えと行動を通し粘り強く信念を貫いている。
 又、資料編においても、客観的事実に基づき原発のもつ反社会的影響力、生命に対する冒涜ともいえる数々の犯罪性を、冷静なデータ及び信頼すべき文献から、理論的に組み立て、危険な現状を厳しく追求している。こんな状況で現政権はどんな方向に舵を切ろうとしているのか?伝わってくる情報からは、実に危険極まりない諸政策の諸々が、正に「正気の沙汰」とは思えないのは私だけの感想だろうか。福島の現状を一体どう判断すべきかも定かでない状況の中、「再稼働」などあり得ないと考えるのが「まともな人間」の思考経路ではないだろうか。日本は再度間違った選択をしてはならない。本書を通し意思ある人々が行動しなければ、悲壮な結末になるかも知れない。
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by tomcorder | 2013-01-17 19:06 | 日記