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渡霧吐夢世界

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薄暗く不透明な世に一条の光を求める一こま

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前作と同じ元外務官僚、天木直人氏の作品。前作でレバノン大使時代の経験を中心に激しく小泉政権を非難した氏は、民主党鳩山政権直後の2010年6月現在での時点で、本稿を発表した。日本の戦後政治史の流れの中で、どうしても避けて通れない「日米同盟」に視点をあて、様々な角度から、問題点を指摘し、今後あるべき日本姿を模索し提唱している。すでに、論客諸氏が、「日米同盟」の実態についての論考を発表しているが、筆者も外務官僚の経験から得た、貴重な豊富な資料をもとに、詳しく「日米同盟」の足跡をたどり、隠された実像を赤裸々らに描き出すべく、独自の構成で持論を進めている。
日米安保にまつわる過去の諸説の解説に始まり、政界の人物だけに留まらず、昭和天皇の関わりまで解説し、これまで覆いかぶされていたアメリカの動きを、鋭い視点で描いた。
あまり焦点の当たることのなかった、「日本と中東、パレスチナ問題との関わり」と言う観点からも、氏の中東での大使経験から、率直な説明と主張を展開している。氏は徹底して
小泉政権の「イラク戦争積極支持」政策を非難している。
同時にアメリカの持つ「戦争国家」としての性格を厳しく批難しており、日本がその同盟関係を継続していることは、アメリカの追従国家に成り下がることだと警告しており、それは日本の国益にならないと言い切っている。原発事故後の現在、原発政策一つをとっても、オスプレイ案件一つをとっても、正に氏の論点は的を得ていると言わざるを得ない。
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by tomcorder | 2012-09-23 10:42
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渡辺治氏著。簡単な構造改革の解説とその問題点を解りやすく述べている。小泉改革の負の遺産に対し、どのような姿勢で向かうべきかのヒントも提起しているが、新しい時代にどのような有効策があるのか、考えさせられる。道は相当厳しそうだ。
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by tomcorder | 2012-09-21 11:41 | 日記


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「アメリカに食い尽くされる日本」森田実、副島隆彦共著206年7月
大変ショッキングなタイトルのついた書。今から6年前の発刊である。2012年現在から見るとかなりの部分が「予言どおり」だったといえるだろう。小泉政権の郵政民営化に見られる一連の従米的な「新自由主義的市場原理主義」の行き過ぎとひずみ。政・財・官・マスコミをも巻き込んだアメリカによる暴力的とも言える日本攻撃。爆弾は落ちてこないが、日本はまだ戦後のアメリカ支配から抜け出せていない。莫大な額の米国債を買わされ、それを売ることさえ許されていない。しかも、近い将来アメリカ経済が破綻した時には「紙切れ同然」になってしまう。まさに、ゆすり、たかりの類に近いご奉公を強いられている我が国の実態が鋭く描かれている。一時期民主党政権が誕生し日本再生の期待が持たれたが、今となっては泡の様に消え去ってしまった。作者の予言によるとあと2,3年でアメリカはNo1国家から崩落し、中国と入れ替わるという。その時日本は利用され尽くした抜け殻になってしまう危険性があるという。そうならないためには、ガンとしてアメリカに盲従しないわが国のあり方を志向していかなければならない。
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by tomcorder | 2012-09-21 11:35 | 日記
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同じく副島隆彦著、209年9月発行。「あと5年」ということは「今から2年」ということである。なるほど中国の経済成長は目を見張るものがる。それに対してアメリカの没落は衝撃的でもある。しかし日本はのんびり眺めてはいられないのだ。そうならない為に日本は今までひたすら「滅私奉公」してきた。その現実に気がつけば「腹立たしさ」を通り越して涙さえ出てこない。これだけの犠牲を払ってもアメリカは日本の将来に対し何の「保障」もしてくれない。最早他国の面倒をみる余裕はないのだ。そんなときにまだアメリカのご機嫌を伺ってお供え物を苦慮するような政策など、まともな政治家の考えることではない。日本の政界も又アメリカのコントロールで動かされてきたのだ。「反中国、反ロシア」を声高に唱える「愛国的分子」に真に「愛国心」があるなら、なぜアメリカに本音で迫れないのか。TPPでも、沖縄問題でも、アメリカのご希望に適っても、日本は間違いなく世界から置いてゆかれる。アメリカの属国が本国の犠牲になって潰れるだけの話になってしまう。日本人は今こそ必死に未来を考え、全力でアメリカ支配から抜け出す時期にきている。つまらない政争に明け暮れしている余裕はないはずだ。
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by tomcorder | 2012-09-21 11:31
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副島隆彦著第3弾「ドル亡き後の世界」前作に続く2009年10月の稿。氏の予言によれば、アメリカの金融恐慌は2012年に始まるという。これはアメリカが世界のリーダーの地位から没落するということを意味し、まもなく中国とその地位を交代するということである。その後世界は新しい基軸通貨を模索し、BRICsを中心とする新しい勢力図のもと新時代に入って行くと青写真を示している。日米に限れば、そこまで行くまでに日本はどれだけアメリカに利用され、破壊され、正に「骨まで」しゃぶられてしまう悲惨な現実を、赤裸々に解説している。日本の企業、団体、官僚の中にいる「許しがたい面々」の責任も厳しい口調で追及している。氏も述べているように「とばっちりを受け被害をこうむるのはいつも弱い立場の庶民である。」ということが、絶対に目を離してはならぬ事実であろう。「売国奴」とも言うべきアメリカ盲従の学者・官僚・政治家・金融関係者に心から憤りを感ずるのは作者のみにあらず。
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by tomcorder | 2012-09-21 11:22
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2011年12月31日発刊のショッキングなタイトルのついたドキュメント本。作者はフリーランスジャーナリスト。福井県大飯郡高浜町の高浜原発をめぐる「異常な出来事」を追った5年間にも亘る取材録。内容が過激な話題を扱っている上、実名の当事者や顔写真まで載っているにも関わらず、記事は一度「週刊現代」の紙面に登場したが、皮肉なことにこれといった反響がなく、5ヶ月後告発者2名が「恐喝罪」で逆に起訴され有罪判決を受け、予想も出来ないどんでん返しで押し切られてしまった。それ以後メディアはこの事件を取り上げていないという。「原発マネー」は様々な利権を生み、地方の自治体など丸ごと飲み込まれてしまうほどの巨大権力構造を形成してきた。それは単に雇用の問題だけに留まらず、政治の問題、行政の問題、福祉の問題まで歪んだ構造を生み出し、純朴な人間関係さえも破壊してゆく。地域全体が正に麻薬に犯されるように、「見えざる手」にマインドコントロールされてしまうのだ。この事件もあたかも「オーム事件」のように進行しようとした。しかし、結末は決して未来への展望を期待できるものではない。マスコミのあり方にも大いに疑問を抱かせる要素がある。このまま終わったら過去の冤罪と同類になってしまう。心あるジャーナリストは連帯して本事件を取り上げるべきではないか。
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by tomcorder | 2012-09-21 11:16 | 日記
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「日本の独立」植草一秀著。2010年。10月刊
米・官・業・政・電利権複合体を「悪徳ペンタゴン」と言う。(植草氏造語)
小泉政権から管民主党政権までの政治・経済面での経過と隠された実態を、鋭い切り口で抉り出している。孫崎享氏や副島隆彦氏とも共通して、これまでの政界指導者を「米国隷属路線」か「自主独立路線」かという見方で位置づけている。とりわけ小泉・竹中政権に対しては激しい怒りと批判をこめて、厳しい言葉で論評している。弱者を切り捨て、アメリカに貢いだ正に「国賊」的存在として、その足跡を激しく告発している。安易に世論操作に馬鹿騒ぎしたメディアに対しても、批判的な態度を貫いている。明治維新以この国は「第二の改革」ができずに今日まできてしまったようだ。「真の独立」を実現するためには、国民一人ひとりが、自覚して正しい情報をキャッチし、本気で国民の為に働く指導者を選ぶことが何より大切なことと結論できる。次の選挙のときに騙されてはいけない。大手マスコミは概してあてにならない。
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by tomcorder | 2012-09-21 11:06
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ここにもいました。二酸化炭素温暖化説批判の著。著者は東京大学工学部教授の渡辺正氏。H、24年3月の発刊であるから、最新のデータから得れれた正に「今現在の温暖化論」を展開している。各種データから多角的な視点から地球温暖化説を論評している。その姿勢は極めて慎重なトーンなのだが、温暖化推進論者に対してはかなり感情をこめた表現で非難している。学者の言葉としてはかなり激しい言葉遣いで追求していることからも、かなり「温暖化論」には憤りを感じていることが伝わってくる。IPCCという中心的に二酸化炭素温暖化説を世界中に広めてきた機関、団体に対しても「暴露情報」を紹介するなかで痛烈に批判している。「学者の基準」については一般人は理解しがたい面もあるが、権威のある機関もかなり「不透明な側面がある」ということは伝わってくる。どうやら、「少なからぬ、学者たち」が二酸化炭素温暖化説には疑問をもっており、世界の動向は徐々に過激なCO2削減問題から距離を置きつつあるというのが最新の情報とういことになりそうである。日本は2005年から20兆円以上の予算を使ってきたが、その効果はほとんどあがっていない。
作者に言わせれば「金を捨ててきたようなもの」だという。これも「原発」と類似の「国民洗脳化政策」の一例だったのだろうか。
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by tomcorder | 2012-09-21 10:55
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「中国崩壊か繁栄か」/副島隆彦・石平 <殴り合い激論>                  2012年7月刊
作者の一人石平(セキ・ヘイ)氏は1962年中国四川省生まれの帰化文化人。来日前は北京大学時代より民主化運動に情熱を注いでいた。中国共産党には批判的な立場。
刺激的なタイトルが掛けられているが、決して「殴り合い」するほど両氏はいがみ合っている訳ではない。見解の違いは互いに認め合った上で、両氏には共通の歴史観があり、むしろ「裸の中国」を大胆に映し出そうとしている。日米の歪んだ力関係を他山の石として、中国はアメリカと新しい関係をすすめようとしている。日本がアメリカ依存から抜け出せぬ間に中国は日本はおろか、数年後にはアメリカとの位置関係さえ変えようとしている。アメリカの没落も目に見えているが、日本はもう中国に差をつけられ、追いつこうとしても離れて行くばかりかも知れない。どこまで中国経済が伸展して行くのか、不確定な要素もあると言うが、「中国製品を笑って眺めている時代はもう通り過ぎた」とはいえそうだ。
日本はもう「アメリカの御用聞き」などしている場合ではないのだ。日本の言論陣、政界人、経済人、官僚は死ぬ気で日本の将来を考えてほしい。
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by tomcorder | 2012-09-21 10:44
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平成21年7月発刊の著。著者は思い切った論調で、注目をあびている副島隆彦氏と真っ向から政権批判を行い、スキャンダラスな事件に巻き込まれ、メディアから抹殺されかけた植草一秀氏の二人の対談形式でまとめられている。タイトルになっている「売国奴」とは言わずとしれた、小泉純一郎と竹中平蔵に代表される勢力だ。メディイアを巻き込んだ「小泉劇場政治」がいかにして登場し、その衰亡の道をたどって行ったか、経済界の動向とアメリカの対日政策の観点から、解りやすく紐解いている。その裏で、国家による警察権力を発動させた様々な陰謀、策略の手口も解説し、著者植草氏がいかに、標的にされ、すさまじい暴力の餌食となったかも、解説している。しかし犠牲になったのは植草氏のみならず、過去世間の話題の的となった数々の事件にもふれている。例えば、中川昭一氏酩酊会見だとか、古くは田中角栄、真紀子氏それぞれの事件とか、最近では小沢一郎案件とか・・・・・である。共通する要素は、「対米政策の食い違い」すなわち、日本の国益を尊重した選択、姿勢が時のアメリカ幹部の反感を買い、日本のマスコミ、警察権力を巻き込んだ策略によって闇に葬られたということである。今まで、「勇気ある発言」をした政治家はことごとくアメリカの圧力に曝されてきた。逆にアメリカの力に踊らされ、まんまと「売国政策」にうつつをぬかしていたのが、小泉と竹中ということになる。彼らの犯した罪はまことに甚大で、日本の資産のかなりの額が食いつぶされてしまった。日本をアメリカにひたすら奉仕する体質にし、なおかつ世論の人気を捕らえた現象は異常な日米関係の象徴であった。皮肉なことに、アメリカ発の金融大暴走がおこり、小泉劇場も幕をおろすことになったのだ。多くの原論人、マスコミ、政界、財界そして勉強しなかった国民は心より懺悔すべきである。それは、「原発事故」を防げなかった「国民の一人」としての責任と同義である。われわれは過去から学ばなければならない
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by tomcorder | 2012-09-21 10:38